池田先生最期の激励

 池田先生の命日をお迎えする度に、先生の最期の思いを再確認して参りたいと思います。そして、自分が先生の弟子として、どこまでお約束を果せたのか、その総括の場として参ります。

2024(令和6)年11月17日

(サイト・マスタ)


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2024年1月23日

池田先生最期の大白蓮華

<世界を照らす 太陽の仏法 >

御義口伝講義

 

人間王者たる

常不軽菩薩を紹継!

 

<万人成仏の振る舞いを>

 

 来る日も来る日も、人と会い続ける。

 生命の尊厳性を見つめ、対話する。

 きょうも、その人の持つ可能性を信じ、合掌する。

 

 特別な修行ではなく、

 生涯、ただ一途に、

 他者を敬う礼拝行を

 愚直なまでに繰り返す。

 

 そして、最後は、

 非難する迫害者たちをも救い、

 偉大なる人間の王者として輝いていく。

 

 これが、法華経に説かれる

 常不軽菩薩の軌跡です。

 

 御本仏・日蓮大聖人は、

 「日蓮はこれ法華経の行者なり。

 不軽の跡を紹継するの故に」(新1314・全974)

 と仰せられています。

 

 この大聖人に連なり、

 忍耐強く、

 誰彼の差別なく、

 人間の中へ飛び込んでいく

 不軽の行動を、

 まさに現代に映しているのが、

 私たち学会員※1にほかなりません。

 

 私たちは皆、

 地涌の菩薩の誓願によって

 使命の大地に出現しました。

 

 その上で、

 非難や悪口も覚悟し、

 他者を敬い続ける行動は、

 不軽菩薩の「紹継」でもあります。

 

 各国・各地域で、

 忍耐強く、

 ”創価の不軽”として進める

 「勇気の下種」「友情の対話」

 こそが、

 

 地球民族の善性を薫発する

 尊極の歴史を創るのです。

 

 永遠の世界平和への

 揺るぎなき礎を

 築く大事な七年が、

 遂に幕を開けたのです。

 

 

池田先生最期の御書講義より

2023年大白蓮華12月号№890 12頁

 

※1 これは先生が信じてやまない学会員像です。翻って、一部の私利私欲と名聞名利の旺盛な無体験二世~幹部世代に、先生のこの御言葉が当てはまるかは、現場を知る人間として甚だ疑問を感じざるを得ない。同じ題目を上げているにもかかわらず、あまりにも悲惨な娑婆世間である。あの五老僧を思えば納得も・・・。(サイト・マスタ)

 


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2023年12月度

池田先生 最期

<大白蓮華 巻頭言>

 

一閻浮提第一の希望の光を

「どうだ、この姿は!」

 

 

 1955年(昭和30年)の師走、

 戸田城聖先生は叫ばれた。

 ――来年は、一人として功徳を受けないものはない。

 全世界に向かって、

 「どうだ、この姿は!」と言える闘争をしたい、と。

 

 この師匠の念願を胸に、

 翌年、宿縁深き関西の同志と私は、

 大法興隆・立正安国へ歓喜の大波を起こした。

 皆が自らの宿命を使命に転じ、

 人間革命の功徳の花を咲かせ、

 「”まさか”が実現」と驚嘆される

 「民衆凱歌の金字塔」を打ち立てたのである。

 

 「法華経の兵法」を抱き、

 不可能を可能にしゆく挑戦の中で、

 宝友たちと深く拝した御聖訓がある。

 命をなげうつ覚悟で、

 竜の口の法難にお供した四条金吾への仰せである。

 「(あなたは、正しい信仰のゆえに、

 兄弟や同僚などに怨まれ、

 日本国中の人にも憎まれてきたけれども)

 一閻浮提第一の法華経の味方であるから、

 梵天・帝釈も捨てられなかったのであろう。

 仏になることも、これと同じである」と。

 

 御本仏の御照覧は絶対である。

 世の毀誉褒貶など見下ろして、

 労苦を厭わず広宣流布に進む

 学会家族の一人一人を、

 「一閻浮提第一の法華経の味方」と、

 どれほど讃えてくださっていることか。

 

 どんな逆境にあろうとも、

 この誇りと確信に胸を張ろう。

 いついかなる時も、

 梵天・帝釈等が護らないわけがない。

 いな、断固と揺り動かして、

 仏の陣列を守護させずにはおかないのだ。

 

 そして、金吾のごとく、

 「負けじ魂の信心」と「人の振る舞い」で

 「仏法勝負」の実証を

 人生に社会に示し切っていくのである。

 

 一閻浮提第一の生命尊厳の哲理を掲げ、

 一閻浮提第一の民衆の連帯を結び広げゆく

 「世界青年学会」が、いよいよ開幕する。

 

 我らは地涌の青春の生命で、

 一閻浮提第一の希望の光を!

 

 欧州の友が、

 高らかに愛唱歌に謳い上げているように。

 〽私の心に太陽は昇る 断じて勝ち征こう

  この地球に永遠の平和を 全人類のために――。

 

 

 尊くも

   広布に走る

      若人を

    梵天・帝釈

      仰ぎ護れや

 

※ 新版1605頁、全集1184頁

 

2023年大白蓮華12月号№890 巻頭言


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2023年12月1日

池田先生 最期

少年少女きぼう新聞(KIBOU)寄稿

 

 2030年へ 希望の王子・王女に贈る

一日を大切に! 宇宙大の宝を

 

 今年もあと少し。

 ここまで、みんなは、

 すごい宝を積んできたんだよ!

 日蓮大聖人は

 「一日の命は、

 宇宙の全ての財宝を

 集めた以上の宝です」※と仰せです。

 

 今日を生きるということは、

 それほど素晴らしいことなんだね。

 一日を大切に努力したことは、

 苦労も失敗も、

 全部が「心の宝」となります。

 日記をつければ、宝物の記録です。

 

 うまくいかない日は、

 題目を唱えて、

 明日また元気に挑戦すればいい。

 月々日々に、

 命を燃やして学び鍛えよう!

 

 みんなが力をつけて、

 人類の宝の命を守り合う、

 平和な未来を頼みます。

 

 (この原稿は、池田大作先生のご生前にいただいたものです。謹んで掲載いたします。)

 

 ※御書新版1309ページ、御書全集986ページにある一節の意味です

 

2023年12月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)


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2023年12月1日

 池田先生 最期

未来ジャーナル寄稿

 

2030年へ 後継の正義の走者に贈る

 Toward 2030 To My Young Successors,

the Torchbearers of Justice

 

王者の青春を走り勝ちゆけ!

KEEP STRIVING AND WIN

AS CHAMPIONS IN YOUR YOUTH!

 

 わが未来部の「勝利月間」です。

 受験生をはじめ宝の一人一人が、

 風邪などひかず、

 健康・無事故で勝利できるよう、

 祈っています。

 

 未来部歌「正義の走者」には、

 「君も負けるな」とあります。

 「自分に負けない」ことが真の勝利です。

 

 この歌の英語版では「メロス」は

 「champions(※1)」(王者)と訳されています。

 

 途中で力尽き、

 くじけそうになっても、

 負けじ魂を燃やして、

 何度でも立ち上がる

 不屈の王者たれ!――

 との師弟の誓いが込められているのです。

 

 日蓮大聖人は、

 未来部の大先輩の南条時光に

 「しばらく苦しみが続いたとしても、

 最後には必ず王者のように楽しい大境涯になる」(※2)と御断言です。「最後は勝つ!」と決め、

 題目を唱えて挑めば、

 自らの最高の可能性と

 最善の未来が開けることは、

 絶対に間違いない。

 創価のメロスよ、

 一人ももれなく、

 王者の青春を走り勝ちゆけ!

 

 

(この原稿は、池田大作先生のご生前にいただいたものです。

謹んで掲載いたします)

 

※1 未来部歌「正義の走者」の2番の歌詞に「君も負けるな いつの日か 共々誓いし この道を 嵐も吹雪も いざや征け これぞメロスの誉れなり」とあります。この部分は英語版で「You and I must not give in、 we will not give in/As we vowed together in the past、 on this noble path/Through blizzards and raging storms、 let’s boldly press on/Oh、herein lies the pride of champions of life」と訳されています。

※2 御書新版1901ページ、御書全集1565ページにある一節の現代語訳(趣意)です。

2023年12月1日付 未来ジャーナル(12面)


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2023年12月21日

池田先生 最期

<創価新報>

 

創価の若人世界の柱たれ

 

大願こそ青春勝利の源泉

 

 広宣流布大誓堂の完成10周年を

 飾ってくれた、一人一人の挑戦に、

 喝采を送ります。

 

 「広宣流布」即「世界平和」を

 誓い祈り、大民衆運動に身を投じて、

 使命を貫く月々日々が、

 いかに尊く偉大であるか、

 大願こそ,青春勝利の源泉です。

 日蓮大聖人は、「法華経の行者の

 祈りのかなわぬことはあるべからず」※1と仰せです。

 

 ゆえに、広布と人生の目標を具体的に定め、

 祈り抜き、祈り切って

 ベストを尽くすのです。

 

 「本因妙」の仏法です。

 どんな状況、環境であっても、

 今この瞬間から

 ”私の人間革命”

 ”私の広宣流布”

 を始めよう!

 宝の友と励まし合いながら!

 

 

地涌の連帯で後継即先駆を

 

 若人が行動し、連帯すれば、

 地域に社会に、新たな変革の潮が生まれる。

 その大潮流をいよいよ広げゆく

 「世界青年学会」の開幕の時が到来しました

 

 「青年主体」が学会の伝統です。

 戸田先生は、「青年が青年の責任で、

 理想の創価学会を建設していけ!」

 と言われました。

 

 「後継」とは「先駆」です。

 あえて苦労を担い立ち、

 自らが決然と道を創るのです。

 

 分断と危機の時代なれば、

 英知と友情を結集しゆく

 皆さんが、希望の光源です。

 

 地球の持続化可能な未来を開きゆく鍵も、

 若き結合にあります。

 

 「大悪おこれば大善きたる」※1と、

 地涌の君よ、

 世界の平和の柱たれ!

 

※1 新版592頁、全集1352頁

※2 新版2145頁、全集1300頁

 

 2023年11月15日付創価新報 池田先生が語る 青年への指針

 


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池田先生 最期

<わが友に贈る>

 

2023年11月18日

 

 「世界青年学会」の

 新たな凱歌へ出発だ。

 師弟不二の誓い貫き

 人間革命の勝利劇を!

 共戦の同志と心一つに!

 


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2023年11月5日

池田先生最期の聖教新聞

<池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」>

 

「戦う心」が長寿の源泉

 

 人のため、法のため、

 広宣流布のために

 尽くしていこうという

 「心」が燃えていれば、

 その人は若々しい。

 真の健康な生命が

 輝いている。

 「戦う心」こそ

 「健康・長寿の源泉」なのだ。

  

 「広宣流布のために!」――

 こう祈り、戦い抜く時、

 わが生命に、

 無敵の力が湧き上がる。

 底知れぬ生命力、

 くめども尽きぬ希望、

 そして病魔を断ち切る

 勇気の宝剣が生まれる。

  

 朗々たる唱題で、

 力強い生命力と

 豊かな智慧を

 湧かせていくならば、

 決して

 人生は行き詰まらない。

 ストレスさえも、

 「波乗り」のように、

 楽しみながら

 乗り越えていける。

  

 いくつになっても、

 伸びよう、

 前進しようと

 している人は美しい。

 何でもいい、

 挑戦していこうという

 心が、尊い。

 それが、

 健康・長寿の

 エネルギーとなる。

  

 人と関わっていくことは、

 人間を強くし、

 人生を豊かにする。

 脳も生き生きとさせる。

 ゆえに閉じこもらないで、

 臆病の壁を破って、

 人と会い、人と語る――

 人生の最終章まで、

 この最も人間らしい実践に

 励んでいきたい。

  

 一日でも長く生きれば、

 それだけ

 妙法を唱えられる。

 仏法を

 教え伝えることができる。

 その分、永遠の福徳が

 積まれていく。

 ともどもに、

 健康で、長寿で、

 「かけがえのない人生」

 「使命の人生」を

 生き抜いていこう!

 

2023年11月5日池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」


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2023年11月21日

池田先生 最期

<御書と未来へ>

池田先生が贈る指針

 

わが胸中に無上の宝珠が

 

 『この品には無価の宝珠を衣の裏に繫くることを説くなり。詮ずるところ、日蓮等の類い、南無妙法蓮華経と唱え奉る者は、一乗妙法の智宝を信受するなり。信心をもって衣の裏にかくと云うなり。』

〈御義口伝、新1024・全734〉

 

〈通解〉

 この品(法華経五百弟子受記品第8)には、友人の衣の裏に無上の宝珠をかけた話が説かれている。所詮、日蓮とその弟子のように、南無妙法蓮華経と唱える者は、一乗妙法の智宝を信受するのである。信心をもって衣の裏にかけるというのである。

 

〈池田先生が贈る指針〉

 衣裏珠の譬えは、親友が密かに持たせてくれた無上の宝珠に、艱難の流浪の末に気付き大歓喜する物語である。

 誰人の胸中にも最極の仏の生命がある。それを自覚すれば、どんな困難も乗り越えゆく自在の智慧の宝を発揮できる。

 我らの真心の励ましが生命の目覚めをもたらす力だ。歓喜の中の大歓喜のドラマを共々に!

 

 ※ご生前にいただいた原稿です。謹んで掲載いたします。

 

2023年11月21日〈御書と未来へ〉池田先生が贈る指針


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2023年11月15日

池田先生 最期

<随筆「人間革命」光あれ 池田大作>

 

人材の城を 平和の園を!

 世界青年学会の礎は盤石なり

 

生命尊厳の哲学を持つ我らは、

それぞれの使命の天地から、

 「平和ほど、幸福なものはない」との

スクラムを広げるのだ。

 

 学びの心は、強く美しい。

 御本仏・日蓮大聖人は、

 「即身成仏」について尋ねた妙一女に対し、

 その求法の心自体が

 「ひとえに只事にあらず。

 教主釈尊、御身に入り替わらせ給うにや」(新2134・全1262)とまで讃えられている。

 「青年・凱歌の年」の今年は、

 「世界教学の年」といえるほど、

 日本でも各国各地でも、

 教学試験や研修会等が活発に展開された。

 大聖人はさぞかし喜んでくださっているに違いない。

 

希望大陸の知恵

 「世界教学の年」の息吹そのままに、“希望の大陸”アフリカの各地で、先月、求道の熱意をたぎらせ、第六回となる教学実力試験が行われた。コートジボワールやガーナ、トーゴ、カメルーン、ケニア、マダガスカル、ザンビアなど二十八カ国である。

 アフリカの教学実力試験は二〇一六年に第一回が行われ、コロナ禍による中断をはさみ、昨年、三年ぶりに再開された。多彩な言語を駆使し、麗しく励まし合い、学び合う中で、皆が仏法理解を深めている。

 大陸から千三百キロ離れたインド洋上の百十五の島々からなるセーシェル共和国でも、今回初めて実施された。その尊き様子を、私は「部の日」四十五周年を飾った日本の勝利島部の宝友の活躍と重ね合わせて、合掌しつつ伺った。

 「二十一世紀の大陸として、教学で団結することができて大勝利です」――南アフリカのリーダーの大歓喜の声が胸に迫る。

 いずこの地でも、言うに言われぬ苦労をしながら、わが地涌の同志は、誇らかに「十界互具」「一念三千」をはじめ「生命変革の極理」を探究し、実践している。

 万人の生命に本来、十界が互具し、なかでも平等に尊極の仏性が具わると見る仏法の哲理。それは「ウブントゥ」というアフリカの人びとがもつ知恵と、深く響き合っていると思えてならない。ウブントゥとは、「他者への思いやり」という誰もがもつ善性であり、「他者がいて自分がいる」との人間観でもある。

 南アフリカの“人権の巌窟王”マンデラ元大統領も、「ウブントゥ」の重要性を語られていた。二十七年半にも及んだ獄中生活を耐え抜き、人権闘争を貫いた経験に鍛えられた人生哲学を吐露されたこともある。

 「人の善良さという炎は、見えなくなることはあっても、消えることはない」と。

 この人間尊敬の揺るがぬ信念から、人種差別の社会体制の厚い壁をも突き崩していったのである。

 

全国の友よ立て

 

 教学振興は、広宣流布の原動力だ。

 創価学会が最初に「教学の年」と定めたのは、

 六十年前の一九六三年(昭和三十八年)であった。

 年頭より教学部の任用試験が行われ、

 老若男女五十万人の友が受験した。

 民衆の、民衆による、民衆のための

 壮大な生命哲学運動の潮流で、

 静かに深く社会を潤していったのだ。

 

 さらに、私は「創立の月」を中心に

 日本列島を回り、御書を拝しつつ、

 「友よ立て」と呼びかけた。

 

 東北・信越には、人類の平和を築くために強盛なる信心を貫こう!

 東京には、将来のために“創価学会ここにあり”とのくさびを打ち込もう!

 関東では、偉大な学会の“団結の中枢”となって戦っていただきたい!

 東海道には、互いに尊敬し合って、元気な姿で広布のために尽くそう!

 中国方面では、皆でうんと力をつけて、日本の国を救おうではないか!

 関西では、不幸な人の味方となって、“日本の柱”と言われる前進を!

 四国には、“一切の民衆を救うのだ”との心に燃える一騎当千の人に!

 北海道では、十年、二十年先を見て、民衆に信頼を広げる師子王たれ!

 中部には、新しい指導者を続々と輩出し、広布の心意気を示しゆこう!

 九州では、我らの力で社会の行き詰まりを打破する“新しい息吹”を!

 また、他に先んじて北陸には、“信心した者が勝つ”ことを示していこう!

 そして翌年、沖縄では、“力強い民衆の前進で、平和な国土を築こう!”と。

 私は、今再びの思いで、この期待を託したい。

 

 六十年前、

 私が何より活躍を望んだのは、

 壮年部であった。

 十一月、「大白蓮華」の巻頭言に綴った。

 偉大な創価の民衆城の建設は、

 「一に壮年幹部の双肩にかかっている」。

 共々に全生涯を広布の大偉業に傾けようではないか!

 歴戦の勇者が立てば、

 時代は動く。

 歴史は変わる。

 

 先般、インドから壮年部の愛唱歌を送って頂いた。

 その一節には――

 勇気ある王者たちよ

 大胆で力強く心一つに

 前へ前へと進撃しながら

 恐れを知らぬ祈りで

 道を開きゆくのだ、と。

 まさに「師子王の心」を謳い上げてくれている。

 

創立の月を共に

 

 創価学会の栄光の創立記念日にして、

 先師・牧口常三郎先生の崇高なる

 殉教の日である「11・18」に前後して、

 天空には「獅子座流星群」が出現する。 

 日本で極大となるのは、十八日の昼間という。

 世界で「同時涌出」している

 地涌の師子たちを祝福するごとく、

 大宇宙でも獅子の流星群が光を放つのだ。

 

 大晴天とともに思い出される「創立の日」がある。

 一九七八年(昭和五十三年)の十一月十八日――。「感激の同志」の城である東京・荒川文化会館で、本部幹部会が開催されるとともに、愛する常勝・大関西の不二の共戦の歴史を綴った、小説『人間革命』第十巻がこの日、発刊されたのだ。

 恩師・戸田城聖先生が中之島の大阪市中央公会堂で講義された師子吼を、私は「一念」の章に書き留めた。

 「こうして、大阪へ来て講義などをすることは、大阪の地から、病人と貧乏人をなくしたいためであります。このほかに、私の願いはありません」

 なぜ私たちは戦うのか。

 なぜ人材を育てるのか。

 それは、この世から

 「悲惨」の二字をなくしたいとの

 遠大な夢があるからだ。

 

 草創期、関西の友は恩師の心をわが心とし、人生と国土の宿命転換のために勇んで立ち上がってくれた。それが「“まさか”が実現」の金字塔となったのだ。

 二度目の「教学の年」である七三年(昭和四十八年)の師走、あの大阪市中央公会堂で、東京以外で初となる本部総会を行ったことも懐かしい。「負けたらあかん」との闘魂を燃え上がらせた大阪大会の舞台である。

 この年は「青年の年」でもあり、若き活躍が光った。

 当時、第四次中東戦争の影響によって石油価格が高騰し、さらに世界的な異常気象で人びとは食糧危機にも見舞われていた。

 

 私は総会の席上、「立正安国論」の一節を引いた。

 「国土乱れん時はまず鬼神乱る。

 鬼神乱るるが故に万民乱る」(新43・全31)

 つまり、社会が乱れる背後には、

 必ず人間の心や思想の乱れがある――と。

 

 生命よりも国の利害が優先され、

 憎悪の暴力が正当化されてしまう。

 この本末転倒に一番、苦しめられるのは、

 庶民である。

 子どもたちであり、母たちだ。

 こうした様相は、

 今日、いやまして深刻である。

 

 ゆえに生命尊厳の哲学を持つ我らは、

 それぞれの使命の天地から、

 「平和ほど、幸福なものはない」との

 スクラムを広げるのだ。

 

 この七三年を中心に結成された社会部、専門部、団地部(現・幸福城部)、農村部(現・農漁光部)、さらに地域部等の世雄たち、長者たちは、自分のいる場所で「信心即生活」「仏法即社会」「変毒為薬」「仏法勝負」の旗を掲げ、半世紀にわたって先駆・模範の献身を貫いてくれている。

 誠に感謝に堪えない。

 

胸張り新出発を

 「広宣流布大誓堂」が、完成してから十年――。

 恩師は、よく「十年後には、みんな、“自分ほどの幸せ者はない”と胸を張れるようになってください」と励まされた。その通りに、わが宝友は、この十年、苦難の山を乗り越え、幸福勝利の人生を切り開いてきた。

 今や、日本を含む百九十二カ国・地域の誓願の同志は、海外でも三百万人に及ぶ陣容となり、一人ひとりが人間革命の幸の実証を示してくれている。北米、中南米、アジア・大洋州、欧州、中近東・アフリカ――まさに地球を舞台に地涌の友は歓喜踊躍する。

 いかなる状況にあっても、創価家族は異体同心で「闇が深いほど暁は近い」と勇気の炎を燃やし、自らの行動で地域を明々と照らして進むのだ。輝く友の姿ほど嬉しいものはない。

 

不屈の民衆連帯

 「次から次へと人類に降りかかる難題への取り組みに、SGIは一貫して貢献してきました」とは、ハーバード大学のハービー・コックス名誉教授の指摘だ。

 こうも賞讃くださった。

 ――民衆運動としてのSGIを際立たせているのは社会との関わりです。それは“自分だけでなく、他者の幸せに寄与する”関わりの深さともいえます、と。

 一閻浮提第一の「幸福の大哲理」を掲げ、

 一閻浮提第一と仰がれる

 「不屈の民衆の連帯」が、ここにある。

 「世界青年学会」の礎は盤石である。

 

 いやまして

 地涌の青年の熱と力を結集し、

 地球民族の幸福の価値創造へ、

 「人材の城」を築き、

 「平和の園」を広げようではないか

 

 マンデラの言葉は自伝『自由への長い道㊦』東江一紀訳(NHK出版)。この他、M・エンゴマニ著『ウブントゥ 自分も人も幸せにする「アフリカ流14の知恵」』長澤あかね訳(パンローリング)等を参照。

 

2023年11月15日付

〈随筆「人間革命」光あれ 池田大作〉人材の城を 平和の園を! 


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2023年11月11日

池田先生 最期

本部幹部会 VOD

 

 未来を雄々しく開く勇者たれ

民衆のため!

人類のために!

この心で進む人こそ本物

広布の仏子をたたえるほど

自身と組織に福運と勢いが

 

“断じて私は負けない”と

 雄々しく現実の真っただ中に飛び込む人。

 その人こそ「哲人」であり「勇者」である

 

 東京大学名誉教授の

 中村元博士(1912年―1999年)といえば、

 日本最高峰の世界的な仏教学者であられる。

 その中村博士が、

 このほど発刊された著書

 『比較思想の軌跡』(東京書籍)の中で、

 牧口初代会長への高い評価を述べておられる。

 ちょうど牧口先生の法難から50周年(93年当時)。

 この“時”に、

 日本の学術界の最高峰からの評価が

 公刊されたことは、

 私どもにとってうれしい出来事である。

 

 博士は“日本の学問は、

 外国の学者の研究に

 「注釈」をつけてきただけであり、

 自分で考えることをしなかった。

 その意味で、

 精神的には自立しておらず、

 自信がない”と厳しく批判されている。

 「では、日本人がすべて

 自信がなかったかというと、

 決してそうではない」

 「民衆に根ざして生きていた人」

 「迫害にも抗した人」は、

 「ものすごい自信をもっていた」と。

 

 迫害に遭い、批判され、

 しかも、それに負けることなく、

 民衆とつながり、

 民衆に尽くした人

 ――この人こそが、本物なのである。

 

 中村博士は、論じておられる。

 「わたくしの学生時代(=昭和初期)から、

 哲学とは新カント派の『真善美』、

 あるいは『聖』を付け加えて、

 価値の体系を立てる。

 どの(=日本の)哲学者も

 そのとおり講義していて

 異論をはさむ者がいなかった」

 「それに対して反撃をくらわしたのは

 牧口常三郎一人だけなのである」

 「『真善美聖』という価値の領域から、

 彼(=牧口先生)は

 『真』と『聖』とを除いて、

 そのほかに『利』を設定した」

 「美・利・善」の価値体系である。

 

 「『利』というと利益を

 連想されるけれども、

 しかしこれは、

 案外、東洋哲学の核心に

 迫るものだと思われる。

 仏教でいちばん大事にするものは何だというと、

 結局、

 『人のためを図る』

 『人のためになる』ということである」

 「利」というと、

 すぐに商売の利益とか、

 利息のことかと思う人がいる。

 しかし、じつは、

 「人のため」

 「民衆のため」

 「人類のため」に、

 「利」が説かれた本義がある。

 そして先生は、

 論じるだけではなく、

 身をもって「人のために」生き、

 そして信念に殉じられたのである。

 

 50年前、

 日本はこの偉人を投獄し、

 獄死させた。

 だが、ようやく日本も、

 牧口常三郎という

 偉大な先覚者の価値を見いだしつつある。

 中村博士の評論は、

 そのことの例証と思い、

 紹介させていただいた。

 

自他不二の法理

 さて創価学会は、

 なぜ勝利したのか。

 それは、

 「日蓮大聖人の仰せどおりに進んできた」からである。

 御書を開くと、

 大聖人はつねに信徒を、

 心からほめたたえておられる。

 「会員を大切にする」

 「会員を幸福にする」

 「会員を喜ばせる」

 ――広宣流布に戦っている学会員は、

 大聖人のお使いであり、

 「仏子」である。

 その学会員を、ほめれば、

 自分が功徳を受ける。

 「自他不二」――自分も他人も一体、の法理である。

 

 「阿仏房御書」にはこうある。

 「多宝如来の宝塔を供養し給うかとおもへば・さにては候はず我が身を供養し給う」(全1304・新1733)

 ――多宝如来の宝塔(御本尊)を供養されるかと思えば、そうではない。あなた(阿仏房)は、わが身を供養されているのである――。

 

 「御本尊を供養する」ことは、

 「わが身を供養する」ことである、と。

 「御本尊を大切にする」ことは、

 じつは「わが身の御本尊を大切にする」ことなのである。

 ここに信心の究極があり、

 仏法の真髄がある。

 

 広宣流布の仏子を大切にすることは、

 わが身の仏界を大切にし、

 強めることになる。

 頑張っている人を、

 たたえればたたえるほど、

 自身にも組織にも

 「福運」と「勢い」がつく。

 

 「御義口伝」には、

 この「自他不二」についてわかりやすく仰せである。

 「鏡に向って礼拝を成す時浮べる影又我を礼拝するなり」(全769・新1071)

 ――鏡に向かって礼拝するとき、映った姿もまた、(こちらのほうを向いて)わが身を礼拝するのである――と。

 

 仏子を

 「ほめたたえる心が強い」ことが、

 「仏界が強い」証拠でもある。

 「御本尊をたたえ、

 広宣流布の勇者をたたえることのできる人」

 「仏界の強い人」である。

 

 「自他不二」であるゆえに

 「広布の敵」の悪に妥協した分、

 「自分自身の生命」の悪をも

 許すことになってしまう。

 それだけ自分が不幸の方向へ進んでしまう。

 悪の“根”を切る戦い。

 それは、わが身の悪の“根”を切り、

 不幸の“根”を切る戦いなのである。

 

三つの生き方

 最後に、ユゴーの話をしたい。

 ユゴーはこう洞察する。

 (『ユーゴー全集』9、ユーゴー全集刊行会、参照)

 人生には、さまざまな苦難がある。

 どんな人も、何らかの苦難がある。

 その苦難に対して、

 ①あきらめるか

 ②傍観するか

 ③飛び込んでいくか

 ――これによって「未来」は大きく変わる、と。

 

 まず、何かあると、

 すぐに、

 “できない”

 “私には力がない”とあきらめる人。

 それは「弱虫」である。

 その人にとって、

 未来は「不可能」でしかない。

 

 次に、手をこまぬいて何もせず、

 “私は知らない”

 “私には関係ない”と傍観する人。

 それは「卑怯者」である。

 その人にとって、

 未来はいつまでも「不可知」なまま、

 わからないままなのである。

 最後は不幸になるであろう。

 

 第三に、“断じて私は負けない”と

 雄々しく現実の真っただ中に飛び込む人がいる。

 その人こそ

 「哲人」であり「勇者」である、と。

 その人にとって未来は、

 「理想」として現れると論じている。

 明るく美しい未来が約束されている。

 

 三つの生き方に三つの未来。

 これは仏法の説く生き方にも通じよう。

 私どもも、

 この心意気で、

 進み、戦い、勝ちぬいてまいりたい。

 それが、輝く「わが人生の完成」となる。

 「勝利の完成」となる。

 「幸福の完成」となる。

 

2023年11月11日VOD新番組に収録された池田先生の指針

(1993年7月の本部幹部会から)


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2023年11月2日

池田先生 最期

本部幹部会メッセージ

 

慈折広布へ世界青年学会は進む

妙法こそ「生命尊厳」「万物共生」の音声

   

 一、「創立の月」、また、先師・牧口常三郎先生の「殉教の月」を迎え、「広宣流布大誓堂」の完成10周年を威風堂々と飾ってくれた、全宝友の尊き勇猛精進に、私は心から御礼を申し上げます。

 そして、「世界青年学会 開幕の年」への出発を祝し、最大の感謝と期待を込めて、三つの扁額をお贈りしたい(大拍手)。

 一、最初に、「世界乃友」であります。

 ここ大誓堂を中心に、192カ国・地域の創価の世界市民が誓願の祈りを合わせて、異体同心で戦い抜いてきた、この10年の平和・文化・教育の大前進が、どれほど目覚ましいものであるか。その一端として、2013年の時点で、175万人であった海外のメンバーが、今や、じつに五大州・300万人に及ぶ広がりとなったのであります(大拍手)。

 思い返せば「300万」とは、恩師・戸田城聖先生が生涯の願業であった「75万世帯」の達成に続いて、「大作、あと7年で、300万世帯までやれるか?」と託された、日本の広宣流布の大いなる指標でありました。

 私は「ますます勇気がわきます。先生のご構想は、必ず実現してまいります」とお約束し、弟子一同の団結で7年を経ず、5年にして成就したのです。

 今、「世界乃友」の300万になんなんとする人間革命の宝塔の林立を、「大法弘通慈折広宣流布大願成就」の御本尊の御前で、御本仏・日蓮大聖人と、牧口先生、戸田先生に、私たちは胸を張って、ご報告したいのであります(大拍手)。

 一、次に、「世界平和」であります。

 大聖人は、750年前、佐渡流罪の大難の真っただ中で「如説修行抄」に仰せになられました。

 「万民一同に南無妙法蓮華経と唱え奉らば、吹く風枝をならさず、雨壌を砕かず、代は羲・農の世となりて、今生には不祥の災難を払い、長生の術を得、人法共に不老不死の理顕れん時を、各々御覧ぜよ」(新601・全502)――全ての人々が一同に南無妙法蓮華経と唱えるなら、吹く風は枝を鳴らさず、雨は優しく降って土を砕かず、時代は理想とうたわれた伏羲・神農(=共に中国古代の伝説上の帝王)の時代のような世となって、今世では不幸な災難を払い長寿の方法を得て、人も法も共に不老不死の姿が現実となる時を、皆それぞれ御覧なさい――。

 妙法こそ、究極の「生命尊厳」「万物共生」の音声であり、「国土安穏」「世界平和」への根源の推進力であります。

 大聖人が、末法万年尽未来際を展望して示してくださった「立正安国」の対話の大道を、創価三代の師弟は「師子王の心」で貫いてきました。

 そして今、一念三千の哲理を掲げ、元初の旭日の大生命力を発揮して、「大悪おこれば大善きたる」(新2145・全1300)と人類の宿命転換に挑み抜く大連帯こそ、「世界青年学会」なのであります。

 不思議にも、開幕のこの時を選んで躍り出た宿縁深き不二の若人たちが、必ずや、平和凱歌の希望の鐘を未来へ打ち鳴らしてくれることを、私は祈り、信じてやみません(大拍手)。

 一、最後に、「我らは幸乃城乃仲間」であります。これは、総本部の本陣である東京・新宿区の同志に贈った書を、今回、新たに表装したものです。

 法華経には、「地涌の菩薩」たる我らは「各六万恒河沙等の眷属を将いたり」(法華経453ページ)と説かれております。まさしく「地よりか涌きたる我なれば この世で出さん仲間あり」であります。

 「仏種は縁より起こる」(新1953・全1467)と仰せのように、

 

 創立100周年へのこれからの7年、

 いよいよ聡明に仏縁を結び、

 いよいよ壮大に地球民族の仏の生命を

 呼び覚ましてまいりたい。

 そして、自他共に智慧と慈悲の光る

 「幸福城の仲間」を、

 喜び勇んで広げていこうではありませんか!(大拍手)

 

 結びに、

 「命限り有り、惜しむべからず。

 ついに願うべきは仏国なり」(新1283・全955)

 ――この御聖訓を

 「ついに願うべきは広宣流布なり、世界平和なり」

 と共々に拝し、深く強く心肝に染めて、

 私のメッセージとします(大拍手)。

 

2023年11月1日 11・18「創価学会創立記念日」第16回本部幹部会


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2023年10月25日

池田先生 最期

<池田先生と共に 新たな広布の勝利山へ>

広宣流布は、

 「自分自身の中」

「家庭の中」

「近隣の人びととの絆の中」

「創価の法友の輪の中」

にある。

 

 「根ふかければ枝しげし、源遠ければ流れながし」(新261・全329)

 御本仏は「報恩抄」で、こう仰せになり、「万年の外未来までも」と展望された。

 いずこの世界であれ、持続可能な未来のためには、盤石な「根」を張り、豊かな「源」を満々と湛えねばならない。

 わが学会は、「慈悲曠大」なる日蓮大聖人の大誓願に連なり、月々日々に、一人一人が「人間革命」の信心の根を深め、「慈折広布」即「世界平和」へ団結の力を源に漲らせている。

 * * 

 一人を励まし育てる根っことなり、大法弘通の源流となるのは、最前線の「支部」であり「地区」である。

 今年は、広布第2章の「支部制」への移行を実施して45周年。当時、新出発に際し、私は申し上げた。――

 広宣流布は、

 「自分自身の中」

 「家庭の中」

 「近隣の人びととの絆の中」

 「創価の法友の輪の中」にある。

 ゆえに足元を固めよう!と。

 そして、この1978年(昭和53年)、私は新たな支部長・支部女性部長(当時・支部婦人部長)との熱い共戦の心に燃えて、日本中を東奔西走しながら、学会歌を綴り続けた。

 「常勝の空」を贈った関西には、1年間で7度、訪問したと記録されている。

 東京では、「ああ感激の同志あり」と、王者・足立をはじめ草創の父母の集いにも駆け付けた。

 夏には、「三代城」の北海道を横断し、お会いした友は延べ2万人を超えた。

 祈りを重ねて、中国、四国、九州、中部、東北、北陸、関東、東海道、信越、山梨へと、方面歌・県歌を贈らせていただいた。

 沖縄をはじめ勝利島部(当時・離島本部)の求道の友との総会も、懐かしい。

 「会合と個人指導の比率を2対8に」と呼びかけたのも、この年である。

 一対一の対話の積み重ねから、

 異体同心の「万事を成ずる」力が脈動するのだ。

 尊き個人会場のお宅にも私は勇んで足を運び、最大の感謝をお伝えしてきた。

 法華経には「人に勧めて坐して経を聴かしめば 是の福の因縁もて 釈・梵・転輪の座を得ん」(法華経526ページ)と説かれる。

 妙法の会座を提供してくださるご家族が、生々世々、大指導者の福徳に包まれることは、絶対に間違いない。

 この年の創立記念日には、大好きな“庶民の大城”荒川文化会館で本部幹部会を行い、「不死鳥のような生命力で生き抜き、断じて信心と人生の凱歌を!」と船出したのである。

 * * 

 いよいよ「世界青年学会 開幕の年」である。

 戸田先生は「創価の青年のたくましさを吹き込んでこそ、世界の青年層を力強く蘇らせることができる」と宣言された。

 我ら「創価青年家族」は、何ものも恐れぬ、たくましき師子王の心で進むのだ。

 全ての陰徳は陽報の根となり、源となる。わが支部から地涌の宝樹を林立させ、立正安国の大河を流れ通わせていこうではないか!

 

2023年10月25日〈池田先生と共に 新たな広布の勝利山へ〉

世界広布新時代

創立100周年へ

2030年 

 

世界青年学会

開幕の年

(2024年)

2013.11.18

広宣流布大誓堂落慶

更新日

2024.11.21

第2318回

 

日天月天ワンショット

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