2021年10月4日
第1733回
社会的な信頼を得るためには
伸一は、生活の問題から組織運営の在り方にいたるまで、あらゆる面からアドバイスしていった。
「リキさん、社会的な信頼を得るために、まず大切なのは、仕事で成功することです。それがいっさいの基盤になる。そのために、人一倍、努力するのは当然です。そして、題目を唱え抜いて、智慧を働かせていくんです。
広宣流布をわが人生の目的とし、そのために実証を示そうと、仕事の成功を祈る時に、おのずから勝利の道、福運の道が開かれていきます」
<新・人間革命> 第1巻 旭日 75頁~76頁
2014年2月13日
社会に信念の人を
戸田先生はかつて「社会に信念の人を」と題して、こう述べられました。
――きちんと出来あがっているように見えて、何となくもの足りない日本。何となく底が浅い日本。そのうつろさ、空虚さを、どう打ち破るか。
原因は「人」にある。一人一人が「生き生きとして、はちきれるような生命力」に輝くことだ。「信念の人」をつくることだ。
そのためには「正しい宗教によって生命力を強める以外にはない」――と。これが、戸田先生の教えと行動でした。
また、このようにも、よく語られていた。
「御本尊を信じ、人生を生き切っていけ!これが一切だ。いくら愚癡をこぼしていても、つまらぬ事でくよくよしても、どうしようもないではないか。御本尊に題目をあげて、自分の境遇で、自分の立場で生き切っていけ!」と。
どこまでも、信心根本で生き抜く人が、勝利の人生を歩んでいけるのです。
大白蓮華No.771号2014.2月号41頁