2023年12月19日
第2281回
池田先生 最後の未来ジャーナル寄稿
2030年へ 後継の正義の走者に贈る
Toward 2030 To My Young Successors,
the Torchbearers of Justice
王者の青春を走り勝ちゆけ!
KEEP STRIVING AND WIN
AS CHAMPIONS IN YOUR YOUTH!
わが未来部の「勝利月間」です。
受験生をはじめ宝の一人一人が、
風邪などひかず、
健康・無事故で勝利できるよう、
祈っています。
未来部歌「正義の走者」には、
「君も負けるな」とあります。
「自分に負けない」ことが真の勝利です。
この歌の英語版では「メロス」は
「champions(※1)」(王者)と訳されています。
途中で力尽き、
くじけそうになっても、
負けじ魂を燃やして、
何度でも立ち上がる
不屈の王者たれ!――
との師弟の誓いが込められているのです。
日蓮大聖人は、
未来部の大先輩の南条時光に
「しばらく苦しみが続いたとしても、
最後には必ず王者のように楽しい大境涯になる」(※2)と御断言です。「最後は勝つ!」と決め、
題目を唱えて挑めば、
自らの最高の可能性と
最善の未来が開けることは、
絶対に間違いない。
創価のメロスよ、
一人ももれなく、
王者の青春を走り勝ちゆけ!
(この原稿は、池田大作先生のご生前にいただいたものです。
謹んで掲載いたします)
※1 未来部歌「正義の走者」の2番の歌詞に「君も負けるな いつの日か 共々誓いし この道を 嵐も吹雪も いざや征け これぞメロスの誉れなり」とあります。この部分は英語版で「You and I must not give in、 we will not give in/As we vowed together in the past、 on this noble path/Through blizzards and raging storms、 let’s boldly press on/Oh、herein lies the pride of champions of life」と訳されています。
※2 御書新版1901ページ、御書全集1565ページにある一節の現代語訳(趣意)です。
2023年12月1日付 未来ジャーナル(12面)
2023年12月17日
第2280回
池田先生 最後の少年少女へのメッセージ
2030年へ 希望の王子・王女に贈る
一日を大切に! 宇宙大の宝を
今年もあと少し。
ここまで、みんなは、
すごい宝を積んできたんだよ!
日蓮大聖人は
「一日の命は、
宇宙の全ての財宝を
集めた以上の宝です」※と仰せです。
今日を生きるということは、
それほど素晴らしいことなんだね。
一日を大切に努力したことは、
苦労も失敗も、
全部が「心の宝」となります。
日記をつければ、宝物の記録です。
うまくいかない日は、
題目を唱えて、
明日また元気に挑戦すればいい。
月々日々に、
命を燃やして学び鍛えよう!
みんなが力をつけて、
人類の宝の命を守り合う、
平和な未来を頼みます。
(この原稿は、池田大作先生のご生前にいただいたものです。謹んで掲載いたします。)
※御書新版1309ページ、御書全集986ページにある一節の意味です
2023年12月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2023年10月1日
第2258回
希望の王子・王女に贈る
勇気を出して挑戦の舞台へ!
黄金の秋は、
運動会や音楽会、
学習発表会などの季節だね。
「人前に立つのは苦手」という人もいるでしょう。
でも、何でも挑戦です。
私も若き日、
「池田くん、青春は“当たって砕けろ”だよ」と、
先輩から励まされました。
勇気を出して挑んだことは、
たとえ失敗しても、
次の勝利につながります。
やった分だけ自分の宝になり、
友人や家族、地域の方々の希望にもなります。
みんなには題目がある。
どんな舞台でも、
題目を唱え、
勇んで躍り出よう。
自分の持つ力を出し切れば、勝ちです。
応援団の私も、祈っていますから!
2023年10月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2023年元旦
第2168回
2030年へ 後継の正義の走者に贈る
「未来部・凱歌の年」を共々に!
LET’S MAKE 2023 A YEAR OF RESOUNDING TRIUMPH FOR THE FUTURE DIVISION!
日蓮大聖人は、新年の御書に仰せです。「さいわいは心よりいでて我をかざる」「法華経を信ずる人は、さいわいを万里の外よりあつむべし」(※1)と。
幸福は、皆さんの心の中から生まれます。環境では決まりません。
「心こそ大切なれ」(※2)です。
若くして妙法を持った皆さんの心には、最強の「幸福の磁石」がある。心を大きく広げれば、いくらでも幸せが集まってきます。
仏法では、宇宙の全てが塵も残さず、わが心に納まり、わが心が全宇宙を包むと説きます。
一遍の題目でも、宇宙にまで通じます。ゆえに、自分らしく祈り、挑戦と努力を重ねれば、皆さんの宇宙大の可能性を必ず洋々と開いていけるのです。
地球民族の平和の未来を目指し、良き友と励まし合い、今は勇敢に学び抜こう! 朗らかな「未来部・凱歌の年」を私と共に。
※1 御書新版2037ページ、御書全集1492ページ
※2 御書新版1623ページ、御書全集1192ページ
2023年1月1日付 未来ジャーナル(12面)
2023年元旦
第2167回
希望の王子・王女に贈る
自分に勝って「凱歌」を響かせよう!
「青年・凱歌の年」おめでとう!
「凱歌」とは「勝利の喜びの歌」です。
みんなが元気で自分らしく「勝った!」と
喜べる年になるよう、私は祈っています。
私たちの地球も、新しい一年の回転を
始めました。大宇宙の根本の法則である
題目を唱える皆さんは、「今年こそ!」と
決意したことを、希望のリズムに乗って
伸び伸びと実現していけるのです。
新しいことにも、にがてなことにも、
勇気を出して挑戦してみよう!
なかなか前に進めなくても、後ろには
一歩も引かないと、忍耐づよく努力する。
それが、自分に負けない「凱歌の人」です。
2023年1月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年10月1日
第2117回
希望の王子・王女に贈る
(6)
読書の楽しさを味わう秋に!
高く晴れわたる秋空を突き抜けて、
世界中、宇宙の彼方まで
心を運んでくれる翼があります。
そう、読書です!
よい本を開けば、
タイムマシーンのように過去や未来に
自由自在に行き、
ワクワクする冒険ができるし、
歴史上の偉人とも友だちになれます。
創価の父・牧口先生は戦争中、
正義のゆえに、とらえられた牢獄でも、
読書を楽しみとし、
学び抜かれました。
読書の喜びは、
心を大きく賢く強くします。
人類の知性が味方になります。
さあ、この秋、
本という希望の扉を開いて、
読書の楽しさを味わおうよ!
2022年10月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年9月1日
第2088回
希望の王子・王女に贈る
(5)
みんなは負けない
「師子の子」
<勇気のWing(翼)を広げて挑戦だ!>
9月は、我が少年少女部の結成記念の月です。
世界の平和と人類の未来を託す思いで、
私がつくりました。
日蓮大聖人は、
「師子王は百獣を恐れない。
師子の子もまた同じである」
(新1620,全1190㌻)と仰せです。
創価の後継の皆さんは、
一人も残らず「師子の子」です。
少年少女部歌にある通り、
どんなつらい事があっても、
「負けない心」を燃やして、
一歩でも一ミリでも進む。
ころんでも立ち上がる人が勝利です。
題目は、師子の力を目覚めさせます。
勉強・友情・親孝行。
何でもいい。
勇気のWing(翼)を広げて挑戦だ!
2022年9月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年8月7日~10日
第2069回
地涌の大生命力で
人間革命の青春を
平和のフォートレスたる創価大学と、
日本全国を結ぶ歴史的な研修会、おめでとう!
担当者の方々も、誠にありがとうございます。
私が戸田先生の弟子となり、
「広宣流布」という
民衆の幸福と世界の平和への大道を歩み始めて、
この8月で75年になります。
今日この時に、
かくも凜々しく集い合った君たち一人一人が、
どれほど偉大な使命を抱き
無量の福運に満ちた地涌の菩薩であるか。
私は最敬礼して未来の一切を託したいのです。
日蓮大聖人は、
地涌の菩薩たちは「まいをもまいぬべし」
そして「大地よりいで給いしには、おどりてこそいで給いしか」
(新2145・全1300)と仰せです。
大宇宙の根本の法則である
妙法を唱えゆく皆さんは、
何ものにも負けない、
何ものをも乗り越える
地涌の大生命力を躍動させて、
人類に希望を送る
「人間革命」の青春を学び開いてください。
さあ、英知光る正義の走者たちよ、
新しい挑戦を開始しよう!
自分にしか果たせない誓願を果たすために!
みんなに題目を送ります。(大拍手)
2022年8月7日全国高等部研修会 池田先生のメッセージ
2022年8月1日2日
第2066回
希望の王子・王女に贈る
(4)
<「まずやってみよう!」の勇気を>
8月は、私の師匠・戸田城聖先生と
初めて出会った月です。
19歳でした。
「正しい人生とは?」と質問すると、
先生は
「まず、この仏法を実践してごらん! 青年だもの」
と言われました。
戦争中も正義の信念をつらぬいた先生を信じ、
私は一歩を踏み出したのです。
おかげで、人類の幸福と平和に尽くす
正しい人生を歩んでこられました。
「まずやってもよう!」という勇気から始まる。
題目も
勉強も
スポーツも、
友情も
家の手伝いも、
何でも挑戦です。
必ず「よかった」と思える時が来ます。
健康・無事故で、楽しい夏休みを!
2022年8月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年7月24日25日
第2061回
学べ!
自身と父・母、世界のために
未来部の前進が、
広布の前進だ。
未来部の勝利が、
師弟の勝利だ。
わが創価の宝であり、
家庭の宝、地域の宝、
社会の宝、
そして人類の宝である
未来部の友を、
私たちは最大に護り、
励まし、育んでいきたい。
人間が人間として、
真に人間らしく、
善の生命を開花し、
尊き使命を
果たしゆく推進力は、
「学ぶ」ことである。
ゆえに、君よ!
自身の勝利のため、
民衆の幸福のため、
世界の平和のため、
徹して学ぶのだ。
苦しい時ほど、前を向き、
不屈の負けじ魂を
燃え上がらせて、
学びに学ぶのだ。
人類は、真の正義が
勝ち栄えるための
生命力と英知と大情熱を
待ち望んでいる。
それに応えゆく
「正義の走者」こそが、
皆さんである。
皆さん方が学び、鍛え、
成長した、その分だけ、
民衆の幸福も、
世界の平和も
前進するのだ。
将来、必ず立派になって、
お父さん、お母さんに
恩返しをしてほしい。
楽をさせてあげてほしい。
これまで、
皆さんのご両親が、
君たちの
見えないところで、
どれほど苦労を重ね、
すべてを犠牲にして、
君たちのために
尽くしてくださったか。
その心が分かる
聡明な皆さんで
あってもらいたい。
どうか、何があろうと、
日々、題目を唱えながら、
勇敢に、生き生きと、
挑戦の青春を
前進していってください。
世界中の学会の先輩が、
皆さんの味方です。
私が味方です。
未来部、がんばれ!
がんばれ! がんばれ!
2022年7月24日池田大作先生の写真と言葉「四季の励まし」
2022年7月17日
第2055回
「青春の栄光」とは
「挑戦・チャレンジ」
「友情の共鳴」
「正義の負けじ魂」
<新たな学び 英知の発見 価値創造の献身を!>
「青春の栄光」とは、何か?
それは「挑戦・チャレンジ」です。
また「友情の共鳴」です。
そして「正義の負けじ魂」です。
尊き金の汗光る「栄光の日」、おめでとう!
この1学期も、皆、本当によく頑張りました。
互いに健闘を讃え合ってください。
今月で、
歴史的な「核兵器禁止条約」の採択から5年になります。
わが師・戸田城聖先生の悲願でもあった核兵器の廃絶へ、
共に尽力している私たちの大切な友人に、
デイビッド・クリーガー博士がいます。
若き日から、
平和の行動を貫いてきた信念の闘士です。
東西の学園生と交流を結ばれている博士は、
最大の信頼を込めて、
詩を贈ってくださいました。
そこには――
「君は、はるか元初の原子でできた奇跡なんだ」
「君がここにいることが尊いんだ
そして君は世界を変えていくんだよ!」
とあります。
君たち一人一人が、
大宇宙から地球の未来を託されて躍り出で、
これからの世界を
希望と栄光へ変えゆく
「奇跡」の生命なのです。
博士は、青年の哲学として「三つのC」を挙げられています。
すなわち、
「Compassion(思いやり)」
「Courage(勇気)」、そして
「Commitment(献身)」であります。
この夏、
尊き父母をはじめ
家族や友人への
思いやりを深めるとともに、
読書等を通し、
地球民族を思いやる心も広げてください。
そして、
勇気を持って新たな学びと
英知の発見に挑み、
今、自分ができることから、
「人のために」と、
焦らず聡明に価値創造の献身を
起こしていただきたいのです。
そこから平和が生まれます。
さあ、大変な時こそ、
「よし、かかってこい」と負けじ魂朗らかに、
粘り強く進みゆこう!
皆の健康第一と絶対無事故、
そして快活な前進の一日一日を、
私はいつもいつも祈り抜いています
(大拍手)。
2022年7月16日聖教新聞
創価学園7・17「栄光の日」の集い
池田先生のメッセージ
2022年7月16日
第2054回
希望の王子・王女に贈る
(3)
<夏はチャレンジのチャンス>
みんま、1学期も、がんばったね!
夏休みは、新たな挑戦のチャンス。
読書や作文、絵画や英語のコンクール、
スポーツ、自由研究、家の手伝いなど、
挑む項目を書き出してみよう!
「三日坊主」でも、やった分、前進です。
10回繰り返せば「1カ月分」の成長です。
何度も決意できる人、朗らかに挑戦を
くり返す人が勝つんです。
そのチャレンジは、友人や家族、地域の
方、そして未来へ勇気と希望を広げます。
夜ふかしをせず、朝の勤行で元気に
一日を出発しよう!さあ、自分らしく、
楽しく、たくましいリズムで!
2022年7月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年5月22日
第2005回
希望の王子・王女に贈る
(2)
<「友情の虹」を未来へ世界へ>
雨上がりの空にかかる虹は、
なぜ、きれいなのか。
いろんな色が、仲良く
輝いているからではないでしょうか。
皆さんの周りにも、
いろんな友だちがいるでしょう。
顔も性格も違う。
好きなことや得意なことも、
それぞれに違います。
だからこそ、おもしろいのです。
みんな違って、みんな素晴らしい。
題目は、自分の良さを輝かせる太陽の光です。
そして、
友だちの良さも、
輝かせていけるようになります。
大きな心で、良き仲間と学び合い、
未来へ世界へ、
「友情の虹」「平和の虹」を
かける人に育ってください。
2022年6月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2022年4月22日
第1980回
希望の王子・王女に贈る
(1)
<「勇気」こそ世界の希望・未来の勝利!>
5月5日は「創価学会後継者の日」です。
「師子王の集い」である
学会の大切な後継の皆さん方の日です。
日蓮大聖人は
「師子王は百獣を恐れない。
師子の子もまた同じである」
(御書新版1620㌻、御書全集1190㌻)
と仰せになられました。
皆さんの胸にはまさしく
「師子王の心」がある。
それは何ものにも負けない「勇気」です。
新しいことに挑戦する勇気、
学ぶ勇気、
親孝行する勇気、
友達に親切にする勇気ーー
それを引き出すのが題目です。
平和も幸福も、
勇気から生まれる。
師子の子である
君の勇気のチャレンジこそ
「世界の希望」
「未来の勝利」だ!
2022年5月1日付 少年少女きぼう新聞 KIBOU(12面)
2021年4月25日
第1713回
君の一歩が世界を変える
未来部の
君たち貴女たちが、
苦難にも負けず、
勝利の花と咲き開く
その姿は、
父母の喜びであり、
私の誇りであり、
世界の希望である。
頑張ったけれども、
思うように
いかないことがある。
それでも、
くよくよしないで、
次の戦いを目指して
挑んでいく。
その人が真の勝利者です。
最後に勝つのです。
悲しいことや
苦しいことを経て、
人間は鍛えられる。
偉大になれる。
どんな時にも、
自分を
卑下してはいけない。
世の中を
あきらめてはいけない。
今、自分がいる、
その場所で、
自分らしく朗らかに、
忍耐強く、
わが使命の道を、
歩み通していくことだ。
地道な行動の連続以外に、
社会を変え、
時代を変える
偉大な力はない。
一番地味であることが、
一番成長できることだ。
木も、
少し眺めただけでは、
伸びているかどうか、
わからない。
しかし、10年、20年と
時を経れば、
若木は見事な大樹となる。
「きょう」を勝つことだ。
私には、21世紀の
本命中の本命である、
後継の未来部がいる。
さあ、
君の「勇気の一歩」で、
世界を変えていこう!
あなたが
「正義の走者」となって、
平和を創り、
広げていこう!
きょうも、
何ものにも負けない
若き生命のエネルギーを、
満々と発揮しながら!
2021年4月25日〈池田大作先生 四季の励まし〉
2020年6月13日
第1684回
子どもは「人類の未来」
子どもたちは
「未来の宝」である。
かけがえのない
「地球の財産」である。
その貴重な生命を守ることは、
人類の未来を
守ることにつながる。
未来部の皆さんにとって、
学ぶことは、
かけがえのない権利だ。
特権である。
勉強をすれば、
自分の視野が広がる。
活躍の舞台が大きくなる。
今まで見えなかった世界が、
はっきりと
見えてくるようになる。
大空から大地を見渡す「翼」を
手に入れるようなものだ。
ゆえに、
今は大いに学んでもらいたい。
決意した通りに
勉強できる場合もある。
できない場合も
多いかもしれない。
調子がいい時も、
悪い時もある。
しかし、
どんな時も、へこたれないで、
「また頑張ろう」と決意する。
あきらめない。
その人が最後には伸びていく。
栄養を与えるほど、
木は大きく育つ。
同じように、
魂にも「滋養」を
与えることである。
そのためには読書である。
十代、二十代に読んだ本は
一生の財産となる。
皆さん方のお父さん、お母さんは、
偉大な民衆の歴史を
切り開いている。
そして後継の皆さんは、
若き正義の英雄なのである。
世界広布の先頭を走る、
若き後継の未来部を、
皆で応援しよう!
皆さん方の成長を、
世界が待っている。
勉学第一を、
そして
親孝行を頼みます。
2020年6月7日〈池田大作先生 四季の励まし〉
2019年3月20日
第1588回
全世界に平和と人道の連帯を!
一、最後に、「世界の友と! 正義と友情の走者たれ」と申し上げたい。
皆さんは、若き創価の世界市民として、人類貢献のリーダーシップを錬磨してきました。
私の世界の友人たちも、学園生に絶大なる期待を寄せてくれております。冷戦終結の大功労者ゴルバチョフ元ソ連大統領もその一人です。つい先日も、元大統領から私に「大親友へ」と著書を頂きました。
変わらざる友情と信義で結ばれた元大統領は、「人格」と「哲学の深さ」「人間性の大きさ」という創価の人道主義こそが、冷たい政治も経済も全てを温かく変えていけると信頼してくれているのです。
皆さんは、学園で結んだ一生涯の友情を宝としつつ、全世界に平和と人道の連帯を広げながら、この21世紀を「人間革命の光の世紀」と輝かせてください。そして次の22世紀へ、さらに西暦3000年へと、地球文明の偉大な創造の襷をつないでいただきたいのです。
皆さんがいずこにあっても、私は学園の先生方や職員の方々と共に、一人も残らず健康あれ! 幸福あれ! 栄光あれ!と祈り抜いていきます。
019年3月17日 創価学園卒業式への池田先生のメッセージ
2019年3月20日
第1587回
大宇宙を友として新たな価値創造を!
<若き生命に宇宙大の力と可能性が>
一、第二に申し上げたいことは、「宇宙と共に! 価値創造の走者たれ」ということです。
先日、日本の「はやぶさ2」が小惑星「リュウグウ」への着地を成功させ、世界から喝采が送られました。
大宇宙と生命の起源への探究は、さらに進んでいくことでしょう。
私には、大宇宙のロマンを語り合ったブラジルの天文学者モウラン博士の洞察が思い起こされます。
“宇宙は自然の法則に従い、調和を求め、常に進化を続けている。同じように、私たち人間も常に成長し続けていくことが大切です”と。
思えば、この1秒間にも、私たちの地球は太陽の周りを約30キロという猛スピードで公転し、太陽は約7億トンともいわれる水素を転じて莫大なエネルギーを生み出しています。
そして皆さんの若き生命にも、まぎれもなく宇宙大の力と可能性が秘められているのです。それを解き放つのは、積極果敢な行動です。
私と妻の大切な友人である女性の世界初の宇宙飛行士テレシコワさんも、座して待っているのではなく、未来のために打って出て勇敢に闘ってこそ、大胆な夢もかなえることができると強調されていました。
どうか、心広々と大宇宙をも友とし味方としながら、日々、正しき生命の軌道をたゆまず進み、新たな価値を創造していってください。
2019年3月17日 創価学園卒業式への池田先生のメッセージ
2017年1月20日
中等部よ!青春勝利の開拓者たれ!
三つの不思議な言葉
<何があっても題目を忘れず、
大いなる夢を掲げて、
朗らかに青春の生命の開拓を!>
大好きな中等部の結成の日を祝う大会、誠におめでとう!
今日は、愛する皆さんに「青春勝利の開拓者たれ!」と申し上げたい。
日蓮大聖人は、「妙法の妙とは『開く』という意義である」(御書943ページ、通解)と仰せになられました。私たちが唱える南無妙法蓮華経の題目には、「仏界」という最も強く、最も賢く、最も豊かな宇宙大の宝の生命を開きゆく力があるのです。
特に、若くして信心にめぐりあえた皆さんは、自分自身の可能性を限りなく開く最強無敵の鍵を持っている。ゆえに、何があっても題目を忘れず、大いなる夢を掲げて、朗らかに青春の生命を開拓していってください。
ここで、「正義の走者」たる皆さん方の若き命を、大きく開き、拡大してくれる、三つの不思議な言葉を伝えたいと思います。
一つは、「ありがとう!」という感謝の言葉です。お父さんやお母さんをはじめ、皆さんの一日一日は多くの人々の真心や親切に支えられています。そのことに気づいて、「ありがとう!」と言葉に表せる人は、皆から大切にされ、知らず知らずのうちに、喜びと福運に満ちた絆を結んでいけます。
二つ目は、「教えてください!」という学びの言葉です。この世界には、学ぶべきことが無限にある。探求心を燃やして、先生や良き先輩などに「教えてください!」と、どんどんぶつかって学ぶ。さらに良き本にも積極果敢に挑んでいけば、次から次へ新しい発見をして、心の宇宙を広げられます。
三つ目は、「楽しく乗り越えよう!」という勇気の言葉です。青春は皆、試練がある。しかし、苦しいことがあっても、断じて弱気にはならない。「楽しく乗り越えよう!」と自分を励まし、師子王の心で立ち向かえば必ず道は開けます。そして、何ものにも負けない人格が鍛えられていくのです。
最後に、私が30年前に訪れた、カリブ海に浮かぶ美しきドミニカ共和国の大思想家(ペドロ・エンリケス・ウレニャ)の言葉を贈ります。「未来を信ずること。それは、健全にして気高き青年の信条である。これこそ、我らの勝利の旗印とすべきなのだ」と。
さあ、希望の未来を信じて、歌声も明るく、私と一緒に進みゆこう! 世界が見つめる人類の宝、負けじ魂の中等部、万歳!
みんな元気で!
2017年1月18日 聖教新聞 中等部結成52周年大会への池田先生のメッセージ
2016年11月20日
世界を照らす英知の太陽と輝け!
<断じて負けるな! 勇気凜々と恐れなく>
一、私の師匠である戸田城聖先生は、よく言われました。
素晴らしい「時」に巡り合わせ、その「時」にかなって歴史を残していくことは、何ものにも代えがたい喜びであり、誇りである、と。
わが創価学園が創立50周年を迎えようとする、今この「時」に、希望に燃えて集い、学び、鍛え、励まし合いながら、目覚ましく成長してくれている不思議な英才の連帯が、皆さん方です。私は何よりもうれしい。
毎日毎日、尊い努力の積み重ねを、本当にありがとう!
きょうは、母校と後輩をこよなく愛し、また創価教育に尽力してくださっている先輩方も、講演を行ってくださいます。
私と同じ心で、学園を守り、支えてくださっている、全ての方々にこの場をお借りして、厚く厚く御礼を申し上げます。
現在、東京富士美術館では「漢字三千年」展が開催されています。
漢字は、お隣の中国で生まれ、日本をはじめアジア各地で用いられ、悠久三千年の中で、継承され、発展を遂げてきた、人類の宝たる英知の文化の結晶です。学園生の皆さんが、書道や漢字検定などで大健闘してくれていることも、よく伺っています。
ちなみに、「英知」の「英」という漢字は、一説に“盛大に美しく花びらが咲き広がる姿”に由来すると言われます。
また、「知」という漢字は、いにしえの誓いの場で用いられた「弓矢の矢」と「口の形をした器」からなっており、“互いの誓いを確かめ合う”意義があるといいます(白川静著『字通』平凡社等を参照)。
まさしく、尊き平和と正義の誓いで結ばれた若人たちが切磋琢磨し、一人一人多彩な才能を伸びやかに花咲かせゆく、我らの学園こそ、天下一の英知のスクラムなりと宣言したいと思うが、どうだろうか(大拍手)
強き「探究心」を
一、この偉大な漢字文化などを巡り、私は、中国の著名な書画家であり、東洋のレオナルド・ダ・ヴィンチとも讃えられる饒宗頤(じょうそうい)博士と対談集を発刊しました。
饒博士は、学問と芸術の大道を究めてこられた英知の達人であり、数え年で百歳を迎えられても、かくしゃくと活躍されています。
この博士が、しみじみと語られていたことが、私は忘れられません。
それは、“学べば学ぶほど、自分がつかんだ人類の知識は、まだまだ少ないと思えてならない。もっと自分を改革したい”と言われるのです。だからこそ博士は、「今でも師匠が必要だ、他の人に学ぼう、より多くの分野を学ぼうと思っています」と力強く言い切られました。
この限りなき探究の心こそが、「英知の源」なのです。この心で学びゆくならば、日々の勉強は、胸はずむ新たな発見の連続となります。
分からないことにぶつかっても、決してあきらめない。これはどういうことだろうと問いかける。分かりたい、何とか分かってみせると、たくましく粘り強く難問に挑んでいく――。これが「英知の力」です。
戸田先生も、“自分が今、分かっていないところはここだと、はっきり分かれば、どんどん伸びていけるんだよ”と教えておられました。
わが学園生は、朗らかな負けじ魂の「英知の挑戦者」であってください。科学にも、文学にも、芸術にも、歴史にも、語学にも、宇宙大に心を広げ、生き生きと探究心を発揮し、「きょうも挑戦!」を合言葉に、青春の特権である勉学に勇んで励んでいただきたいのであります。
勇気凜々と!
一、饒宗頤博士は、若くして父母を亡くされ、度重なる戦乱などの試練に遭う中で、忍耐強く研鑽と創造の道を歩み抜かれました。その体験を踏まえて、「歴史に残るような偉大なことは、大きな艱難があって、それを乗り越えて成し遂げられる」と断言されていました。
皆さんも、苦しい時、大変な時こそ、偉大な自分自身を創り上げるチャンスなりと決めて、良き友と励まし合いながら前進してください。
私が饒博士から頂いた詩の一節に、「智慧の太陽が世の大道を照らせば、暗闇も曉となる(曜慧日於康衢 則重昏夜曉)」とありました。
この言葉を不二の皆さんに贈り、「愛する学園生よ、断じて負けるな! 勇気凜々と恐れなく、世界を照らす英知の太陽と輝け!」と申し上げ、メッセージといたします。
私の命はいつも学園にあります。皆さんと一緒です。皆さん一人一人の健康と成長を祈っています。
さあ、日々、生まれ変わった息吹で、共々に栄光の峰を目指して、一歩また一歩と、愉快に登りゆこう!(大拍手)
2016年11月18日付 聖教新聞 創価学園「英知の日」への池田先生のメッセージ
2016年7月29日
親が子に残せる財産
<親の「振る舞い」を通して、「心の財」が子に伝わる>
私たち親が子に残せる財産とは、
一体、何でしょうか。
大聖人は、
『蔵の財よりも身の財すぐれたり
身の財より心の財第一なり』
(崇峻天皇御書1173頁)と仰せです。
「蔵の財」「身の財」も大切ですが、
真の幸福を築くのは「心の財」です。
同じ原理で、
親が子どもに託せる最高の財は、
「心の財」以外にしかありません。
その「心の財」を積む
信心と生き方をどう継承していくか。
そこで重要なのが、
大聖人が仏の「出世の本懐」とまで仰せの
「人の振る舞い」です。
親として子どもに接する「振る舞い」を通して、
「心の財」も伝わるのです。
かつて私が、
家庭での教育について語ったポイントも、
いわば親としての「人の振る舞い」を
説いたものにほかなりません。
①信心は一生。今は勉学第一で
②子どもと交流する日々の工夫を
③父母が争う姿を見せない
④父母が同時には叱らない
⑤公平に。他の子どもと比較しない
⑥親の信念の生き方を伝えよう
聡明な振る舞いこそが大切です。
根本は、子どもを尊重する「人を敬う」実践です。
「子どもが学校に行くようになったら、
手を振って送ってあげる」
「多忙で離れていても、
電話や手紙で励ましてあげる」等々、
戸田先生も、
わが家に具体的なアドバイスをくださっていました。
大白蓮華2016年8月号№802 38頁
2023.10.10整理
2015年6月29日
建設の歩みを断じて止めるな!
<魏・呉・蜀の滅亡に見る根本原因は
後継の“堕落”>
「全部、堕落なのです。
後継や側近が堕落していったのです。
建設には希望がある。
建設は尊い。
建設は人間をつくっていく。
当然、建設には、
並々ならぬ苦難がある。
けれども、
そこには偉大なる曙光がある。
反対に、堕落は魔の働きであり、
非常に安易であるけれども、
あとは全部、不幸です。
建設には長期の時間がかかる。
堕落は一瞬である。
人生のあらゆることが同じであると、
私はつくづく思いました。
皆さん方も、
ここまで建設してきた人々です。
しかし、
堕落は即、退転です。
退転はいっぺんに今までの建設を打ち破り、
安易なるがゆえに、
多くの人を堕落させていく力を持っています。
建設は、
なかなか多くの人を引っ張っていけないものです。
私たちは、
広宣流布という建設のために、
一生成仏という建設のために、
永遠の幸福という建設のために、
一閻浮提の大仏法を令法久住する建設のために、
子孫末代の繁栄のために、
題目を唱えて、唱えて、唱え切って、
世界で最高善の団体である創価学会を
守り切って前進したいと思います」
大白蓮華2015年7月号№788 20頁
2015年6月28日
種を辛抱強く植え続けよ!
<最後は必ず勝つ>
どんな種も、芽を出し、育つまでには時間がかかります。ですから、決して焦ることはない。人と比べて、うらやましがる必要もありません。
目立たなくてもいい。地味でもいい。自分は自分らしく、題目を唱え、一つ、また一つ、勉学の種、努力の種、友情の種、親孝行の種を、辛抱強く植え続けていってください。その人が、最後は必ず勝つからです。
2015年5月5日後継者の日記念メッセージ
2015年5月31日
北風に向かって、
君は君らしく!
<未来部の勝利が創価の勝利だ!>
若き君よ 勝ちまくれ!
青春は人生の 一生の土台(抜粋)
君の夢は
君にしか持てない。
君の宝は
君にしか持てない。
君の使命は
君にしか持てない。
だから
不思議にして偉大なる
生命の鍵を
持っているのが
君なのだ!
皆に仰がれ
皆に教えゆく
宝の書がある。
宝の技がある。
宝の遺産がある。
君の長い生涯の中に
決して希望を
死滅させてはならない。
感情で
逃走してはならない。
邪険な人々の罵りに
人生を
奪われてはならない。
胸を張って
北風に進むのだ。
断固として
自分自身の人生を
勝利するのだ。
父のために
母のために
自分自身のために
平和のために
友情のために
そして
永遠のために!
2002年5月27日
世界桂冠詩人
2002年6月16日(日)中学生文化新聞
2015年5月7日
どこまでも自分らしく
妙法の植え手の人生を!
日蓮大聖人は、仰せになられました。
『物の種は、たとえ一つであっても、植えれば多数となる』(御書971頁、通解)と。
これは生命の大法則です。人間も、若き生命に良き種を植えた人は、幸せです。
正しき信心とは、究極の「幸福の種」「平和の種」を、自分の心にも、友の心にも、地域・社会にも、世界にも、植えていくことです。
どんな種も、芽を出し、育つまでには時間がかかります。ですから、決して焦ることはない。人と比べて、うらやましがる必要もありません。
目立たなくてもいい。地味でもいい。自分は自分らしく、題目を唱え、一つ、また一つ、勉学の種、努力の種、親孝行の種を、辛抱強く植え続けていってください。その人が、最後は必ず勝つからです。
2015.5.6付聖教新聞 池田先生のメッセージ
2015年2月8日
決して裏切らないことです
「未来会の皆さんは、両親をはじめ、多くの学会員の希望であり、誇りです。また、皆さんは、未来会の結成に際して、いろいろな決意をされたと伺っています。人間として最も大事なことは、皆さんに期待を寄せてくれている両親を、未来を君たちに託そうとしている学会員を、自分自身を、決して裏切らないことです。裏切りは、最大の不知恩です。
それには、青春時代の誓いを、終生、果たし抜いていくことです。私は、諸君が、その誓いを本当に果たし、決意を実践していくのか、じっと見ています。口先では、なんとでも言えます。大切なのは、行動です。結果です。君たちが見事な実証を自ら示すまで、私は励ますことも、讃えることも、褒めることもしません。厳しく見ています。
おだてられ、甘やかされて育てば、人間は強くなれません。力もつきません。ちょっと辛いことや困難に出くわせば、人のせいにして恨み、愚痴や文句を言って逃げ出すような弱い人間には、なってほしくないんです。強く大きな心のリーダーに育ってほしいんです」
心が弱ければ、困難や苦しみを恐れて、恩義を踏みにじり、裏切りさえも犯しかねない。正義の人とは、心強き人だ。
伸一は、未来会のメンバーを生命に焼きつけるように、じっと視線を注いだ。
「私は、君たちに大成してほしい。新世紀の大リーダーに育っていってほしい。だから厳しくしていきます。それが慈悲なんです」
彼は、未来を担い立つ王者を、本当の後継の師子をつくりたかった。
小説 新・人間革命 28巻 広宣譜60
2014年3月5日
後継者こそ重大な分岐点
仏法は、一万年先の未来の彼方まで見つめています。
この仏法を広めゆく創価学会は、永遠に勝ち栄えていかねばならない大切な使命があるのです。
そのために、一番、重大な分岐点は何か?
それは後継者が立つかどうかです。
未来の一切は、後継者で決まるのです。
自分が偉くなることばかり考えて、後継者の育成を忘れる。
そういう指導者は愚かです。敗北です。
若い人が命を継いで立ち上がってくれれば、将来も永遠に勝ち続けることができる。
この後に続く滔々たる人材の流れをつくった人が、本当の勝利者です。本当の指導者です。
聖教新聞2013.5.9付(6)
2014年1月13日
未来の世界へ無限の勇気と希望を!
なぜ、我らの誓願の闘争には、障害が立ちはだかるのか。
なぜ、我らの使命の人生には、試練が襲いかかってくるのか。
それは、一つ一つ、我らが変毒為薬して、三世に崩れざる仏の大境涯を開いていくためです。
とともに、どんな困難も、どんな迫害も、どんな宿命も、妙法を持って広宣流布の正義に生き抜く勇者は、必ず必ず勝ち越えていけるという勝利の物語を、現在だけではなく後世へ、示しきっていくためです。
そして、はるかな未来の世界にまで、限りない勇気と希望を贈り続けていくためなのであります。
2014.1.12付聖教新聞第3回本部幹部会メッセージ
2014年1月12日
われらの誓願は「未来」にあり!
さて、釈尊の法華経も、大聖人の御書も、仏の「未来記」といえる。
遠大な未来を予見して説かれている。末法の今を生きゆくわれわれのために残してあげたいという仏の深き心がこめられている。
未来――焦点は「今」ではなく「未来」である。
未来を生きる。未来を指さす。そして、未来を開く――この人が、本当の人間の指導者である。本当の青年である。青年は、あまりにも、「未来」に富んでいる。
仏法も、正法から像法へ、末法へ。あらゆる事象は「未来へ」「未来へ」と進んでいく。
二十一世紀へ、創価学会も「万年の未来」を開いていきたい。これが私の今の心境である。
次の世代、さらに次の世代、万年先の人々のために、「未来記」の心を受け継ぎながら、人類を平和の方向へ導いていきたい。千億年先の全宇宙をも平和の方向へ向けていきたい――それが広大無辺の仏の境涯であり、誓願である。
2000.3.24第44回本部幹部会、他
2013年12月30日
創価の鳳雛たちよ!
未来を頼む!
はばたけ!
創価の学舎に集いし鳳雛たちよ!
君らこそ、わが命なり。わが希望なり。
君たちの故郷は「地球」。
国籍は「世界」。民族は「人間」だ。
天空を突き抜ける
気高き「志」をいだき、
眼前の課題に
忍耐強く、情熱を燃え上がらせ、
喜々として挑む、負けじ魂の君たちよ!
努力なくして大成はない。
苦闘なくして勝利はない。
未来は君の腕にある。
猜疑と憎悪に分断された人の心を結び、
笑みの花咲く平和の沃野を、
断じて、断じて、開きゆくのだ。
私は嬉しい。
君たちがいるから。
私は楽しい。
君たちがいるから。
私は幸せである。
君たちがいるから。
2013年10月29日
前進だ!
未来を見つめて前進だ!
2013年10月14日
負けじ魂よ!
永遠なれ!
真の情熱とは、ぱっと燃え立ち、すぐに消え去ってしまうような、はかないものでは決してありません。
それは、苦難にあえばあうほど、より激しく燃えさかる。
そして、大いなる目的を達成するために、いよいよ断固として燃やし続けていく「負けじ魂の炎」なのであります。
皆さんも知っているドイツの大文豪ゲーテは、「完璧なものを生みだそうとおもったら、ひたむきな情熱を持続しなければならない」と言いました。
ゲーテ自身、世界最高峰の名作『ファウスト』を完成させるまで、若き日から、約60年もの歳月をかけています。それほど長い間、「ひたむきな情熱」を「持続」し続けたのです。
人間は、頭がいいとか、才能があるとか、力があるとかいっても、大きな違いがあるわけではない。人生の戦いは、長いマラソンです。
大事なことは、粘り強く、根気強く、情熱の炎を消さず、努力を貫き通せるかどうか、これで勝負は決まっていくのです。
ですから、うまくいかないことや嫌なことがあっても、失敗が重なっても、落ち込んだり、人を羨んだりする必要など、全くありません。(中略)
どんな苦しいことや悔しいことも、負けじ魂の炎があれば、全部、新たな前進、新たな勝利のエネルギーに変えることができるのです。
2013.10.12創価学園「情熱の日」のメッセージ
2013年9月26日
かがやけ!
希望の一番星
仏法では、人間の生命それ自体が、一つの宇宙であると説いているのです。
みなさんは全宇宙の中で、ただ一人しかいない「かけがえのない存在」です。この自らの尊さを自覚し、無限の力を引き出すために仏法があります。
「南無妙法蓮華経」の題目は、大宇宙の究極のリズムです。
地球がたゆまず回転しているのも、太陽が地球上の生命を照らし育んでいるのも、このリズムにのっとっています。題目を唱えることは、この大宇宙の力を、自分自身の宇宙にみなぎらせていくことなのです。
無数の星たちの光も、かがやく銀河も、全部、わが生命の中にある。どんな大変な時にも、題目を唱えれば、自分を最高に、かがやかせることができるのです。
宇宙の広がりは無限大です。それと同じように、みなさんの心も無限大です。だから、いくらでも大きく強く成長できるのです。(中略)
今、西の夕焼け空には、「よいの明星」と呼ばれる金星が見えます。一番はじめに明るくかがやき出すので「一番星」とも言われます。
みなさんには、自分にしかできない偉大な使命がある。必ず、何かの「一番星」になる使命をもっている。読書の一番星、親孝行の一番星、スポーツの一番星・・・・・・。何でもいい。何かで一番になっていこう!
深き使命をもった、偉大な君たちよ!一人も残らず、希望の一番星とかがやけ!
KIBOU(少年少女きぼう新聞)2013.10.1号
2013年8月12日
世界のリーダーと対話する時、互いに質問をし合います。新しいことを知ろう、相手から学ぼうと、質問を次々に発します。
質問すること自体が、新しい発見をする「探求の一歩」であり、人間の心を結び合う「平和の一歩」ともいえるでしょう。
12年前の夏、私はアメリカのある小学校の友に、一つの詩を贈りました。
「空は なぜ青いのか?
磁石に 鉄が
吸い付くのはなぜか?
宇宙の果ては
どうなっているんだろう?
『なぜ?』『どうして?』と
問いかける心
それは『科学者』の心だ」――と。
本当に頭のいい人とは、たくさんの物事を知っている人ではない。むしろ「なぜ?」「どうして?」と、いっぱい疑問をもって、問い続ける人ではないでしょうか。
そして、すぐに答えが出なくても、ねばり強く考え抜いていく人です。
KIBOU(少年少女きぼう新聞)2013.8.1号
2013年6月18日
2013年5月27日
2013年5月度
次の時代をどうするか
聖教新聞2013.4.21付今日も広布へ16
2012年7月7日
人生の総仕上げの生き方-3
第三に、家庭にあっても、学会の組織にあっても、立派な広宣流布の後継者、後輩を育て残していくことです。家庭で、もし、お子さんが、しっかり信心を継承していないなら、お孫さんに、さらには、曾孫さんに伝えていくんです。お子さんがいなければ、甥や姪でもいいではないですか。一族の未来のために、妙法の火を消すことなく、伝えていってください。そして、学会のなかでも、未来部の子どもたちをわが子のようにかわいがり、信心を、しっかり継承させていってください。また、組織の後輩を育て、守り、応援し、大事に育てていくようにお願いしたい。
小説 新・人間革命 25巻 共戦 33