宗教

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2022年8月22日

第2081回

宗教者ならば「世界を改善する」努力を

 

<民主主義の社会にあって政治への参加は、

宗教者としての責務>

 

 現在(当時)、私は、

 アメリカの宗教研究の第一人者である、

 ハーバード大学教授のハービー・コックス博士と、

 対談集の発刊に向けて準備を進めている。

 (=『二十一世紀の平和と宗教を語る』と題し、

  二〇〇八年八月に潮出版社から発刊)

 

 コックス教授は、

 かつて、アメリカ公民権運動の指導者マーチン・ルーサー・キング博士とともに戦った人権の闘士である。

 今回、教授より、

 「人類が直面する課題に、宗教は、いかなる英知の光を当てることができるか」

 「社会における宗教・精神界の役割は、どうあるべきか」などについて、ぜひ語り合いたいとのことで、対談を開始する運びとなった。

 対談では、

 キング博士との思い出をはじめ、

 現代世界における「宗教間・文明間の対話」、

 「平和」と「核」の問題など、

 さまざまな角度から、論じ合っていく予定である。

 

 コックス教授は、

 宗教が社会の改革に果たす役割に、

 大きな期待を寄せられている。

 宗教が政治に参加することの意義について

 教授は、こう述べておられた。

宗教者が、

 全体主義国家主義の社会において

 政治に参加するのは、危険なことです。

 むしろ、外に身を置いて、

 それに反対すべきでしょう。

 

 しかし、民主主義の社会にあっては、

 宗教者が政治に参加しないほうが、

 危険であります。

 政治への参加は、

 宗教者としての責務なのです

 

 コックス教授は、かつて私に、

 キング博士の思い出とともに、

 創価学会への期待を次のように語っておられた。

「キングは宗教者でしたが、

 その信仰は個人の内面にとどまるものではなかった。

 内面から発して、

 『世界を改善する』努力を重ねたのです。

 『正義の社会』『平和の社会』、

 そして『各人種が互いに調和しあえる社会』

 ――ここに彼の目標がありました」

「創価学会が根幹としている仏法の思想は、

 キングがそのために生き、

 そのために死んだ『理想』と、軌を一にしています」

 

 現実に、

 人間を変え、

 社会を変え、

 世界をよりよく変えていく。

 そこに宗教の魂がある。

 幾多の哲人が目指した理想を、

 われらが今、実現しているのである。

 

2005.8.12創立75周年幹部特別研修会(1)

平和は創るもの正義を師子吼せよ!

(池田大作全集第99巻)

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2022年8月21日

第2080回

真の宗教の要件

 

 

 戸田先生は、真の宗教の要件について、

 次のようにつづられました。

 

 ①一切衆生の苦悩を、救うべきものでなくてはならない。

 ②一切衆生に、真の幸福を享受せしむべきものでなくてはならない。

 ③一切大衆の生命を、真に浄化せしむべきものでなくてはならない。

 ④一切大衆に、生命の真実の姿である永遠の生命を、悟らしむべきものでなければならない、と。

 

 まさしく、民衆を救いきる偉大なる大船とは、

 「南無妙法蓮華経の船」にほかなりません。

 

 では、この船に乗れるのは誰か。

 大聖人は「日蓮が弟子檀那等なり」と厳然と断言されています。

 

 御本尊を信受する私たちは、

 必ず所願満足の幸福の彼岸に到達できることを、

 明確にお約束くださっているのです。

 何と有り難いことでしょうか。

 

 創価学会は、

 世界に妙法を広宣流布してきた仏勅の団体です。

 一人一人が、この尊き地涌の使命の担い手なのです。

 生死という最も根源的な問題を直視し、

 暗夜の海原も勇気と智慧の光明で航路を照らして、

 共々に成長と歓喜と満足の大航海を悠々と進んでいくのです。

 

 2022年大白蓮華8月号№874 14~15㌻

世界広布新時代

創立100周年へ

2030年 

 

世界青年学会

開幕の年

(2024年)

2013.11.18

広宣流布大誓堂落慶

更新日

2024.11.23

第2318回

 

日天月天ワンショット

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