2017年2月1日
懸命な報告を見逃してならない!
戸田先生はおっしゃった。
「こっちには信心があるからといって、手をこまねいていると、そこに油断がおきるのだ。戦いには必ず相手があるのだから、慎重に万全の対策を立てなければならない」と。
どんな小さな報告にも、私はすべて手を打ってきた、真夜中に及ぶことも、たびたびである。
懸命な報告を見逃す指導者は、卑怯であり、無慈悲である。私は絶対に見逃さなかった。きちっと対応した。御聖訓に「億劫の辛労」(御書790頁)と仰せの通り、祈りに祈り、全身全霊を捧げてきた。
ゆえに、今日の学会ができあがった。世界に広がる、創価の連帯が築かれたのである。
これまで私は微塵も悔いを残さず、学会に尽くし抜いてきた。この真実を、御本尊の前で明確に申し上げておきたい。
ゲーテは語った。
「何度もひどくののしられたものだ。これは、最も高貴な行為をした時が一番ひどかった。しかし、私は人々の叫び声などには少しも気をかけなかった」
ゲーテの偉大な境涯が偲ばれる言葉だ。
2009年4月14日 全国代表協議会