国家神道

2021年11月27日

第1801回

見過ごすな!

国家神道の大罪を

 

<戦前、戦中は"国家神道"こそ「政教一致」>

 

 明治憲法では、

 その第二十八条に「信教の自由」は規定されていたが、

 神社神道は国家の祭祀とすべきものであり、

 ”宗教に非ず”として、

 国家の特別な保護下に置かれた。

 そして、事実上、

 国家宗教に仕立て上げられていったのである。

 

 戦前、戦中と、軍部政府は、

 この国家神道を精神の支柱として

 戦争を遂行するために、

 その考えにそぐわぬ宗教を、

 容赦なく弾圧していった。

 

 そのなかで創価教育学会への大弾圧も起こったのである。

 神札を祭らぬことなどから、

 「不敬罪」「治安維持法違反」に問われ、

 会長・牧口常三郎、

 理事長・戸田城聖をはじめ、

 学会幹部が相次ぎ投獄されていった。

 

 しかし、牧口も戸田も、

 「信教の自由」を守るために戦い抜いた。

 「屈服」は人間の「魂の死」を意味するからだ。

 そして、牧口は獄死したのである。

 こうした歴史を繰り返さないために、

 現在の憲法で定められたのが、

 政教分離の原則であった。

 

※地域広布の為に、地元の祭りのお手伝いもすることもあるでしょう。しかし、神社神道主催の祭りには決して私は参加しません。先師のことを思えば断じて許せないからです。(サイト・マスタ)

 

<新・人間革命> 第3巻 月氏 126頁~127頁

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