2022年9月16日
第2103回
我不愛身命、但惜無上道
<いざという時>
大聖人は、「秋元御書」で仰せである。
「人を恐れず、
世をはばからずに言うことは、
法華経勧持品第十三の
『我、身命を愛せず。
但、無上道を惜しむ』
という文の実践なのである」
(御書1074㌻、通解)
いざという時に、
世間の目を恐れて
正義を叫べないような、
臆病者であってはならない。
正義のために戦うことだ。
声を上げることだ。
行動することだ。
見栄や世間体ではない。
格好でもない。
不惜身命こそ、
真の広宣流布の精神なのである。
2005.8.15代表幹部研修会
2022年9月11日
第2098回
師子身中の虫を叩き出せ!
<おのれを捨てよ!>
戸田先生は、晩年、こう叫ばれた。
「学会の組織は、戸田の命だ。
どこまでも広宣流布のための、
清らかな信心の組織でなければならない。
不純な心によって、
尊い学会が汚されてなるものか!
今のうちに大掃除をしておかなければならない。
師子身中の虫を叩き出すのだ」
今一度、この言葉を、
次の五十年の出発のために確認しておきたい。
戸田先生は、こう述懐されたことがある。
「私にとって、
最も厳しい人生の試練は、
戦時中の獄中生活だった。
軍部政府は、
私の最愛の恩師の命を奪い、
私の体も、事業も、ボロボロにした。
しかし私は、
この二年間の獄中生活に勝った。
おのれを捨てたからである。
広宣流布にわが身をなげうつことを決めたから、
勝ったのだ」
まさしく、
「不惜身命」の精神である。
「不惜身命」の精神に立てば、
どんな人生の苦難にも打ち勝てる。
私も「不惜身命」で戦ってきた。
今も戦っている。
だから、あらゆる闘争に勝った。
不可能を可能にしてきた。
2005.8.15代表幹部研修会