2018年9月22日
第1527回
人間革命の「旭日」と光れ!
<自分が動いた分、広宣流布が前進>
25年前、
小説『新・人間革命』の第1章を、
「旭日」と掲げた。
完結を迎えた今、
日本も世界も、
新たな地涌の人材群が、
まさしく「旭日」の如く輝きを放ち始めた。
先輩方の真心の育成ありて、
新任のリーダーも、
いよいよ陸続と力強く誕生している。
思えば、地域社会に根差した組織の強化を
願われた戸田先生から任命を受け、
私が東京・葛飾区の
初代・総ブロック長として立ったのは、
「原水爆禁止宣言」の直後、
1957年の9月25日であった。
その折、心通う下町の友と約し合ったことがある。
①勤行・唱題こそ幸福勝利の源泉。
白馬が天空を駆け、
大宇宙をも動かしゆくような
強盛な祈りで前進を。
②学会は麗しい同志愛の世界。
歓喜と功徳に満ちた、
温かな人間の交流を。
③師弟共戦とは、
わが戦野で師に応え、
最高の歴史を創り上げること。
自分らしく力の限り弟子の戦いを。
④信心とは、
勇気の異名。
勇気の二字で全てに勝利を。
私自身、新天地で、
徹底して家庭指導に回った。
会えない友には、
激励の手紙を書き送った。
一人一人が宿命に打ち勝って
「こんなに幸せだ」と言える境涯を
開けるようにと祈り抜き、
動き抜いたのである。
「自分が動いた分、
広宣流布が前進する」
この学会精神を、
各地のリーダーたちも
生き生きと実践してくれている。
新しい息吹で、
人間革命の波動が広がっている。
男子部大学校の誉れの1期生たちの挑戦も、
頼もしい限りだ。
池田先生と共に 新時代を進む 31(抜粋) 2018年9月22日
2014年10月2日3日
1943年9月25日
<今生の最後の対面の日>
1943年(昭和18年)の9月25日は、
軍部政府からの弾圧で囚われた牧口先生が、
警視庁から巣鴨の東京拘置所に移送された日であり、
牧口先生と戸田先生が、
今生の最後の対面を刻まれた日である。
「お二人が死身弘法の大精神で獄中闘争を貫かれた、
この巣鴨、また八王子、関西、
さらに厚田、柏崎、下田、久留米・八女など、
ゆかりの地にも今、
両先生を宣揚する講堂や会館、
墓園が威風堂々と立っています」
『此等の大菩薩末法の衆生を利益したもうこと
猶魚の水に練れ鳥の天に自在なるが如し』
(曾谷入道殿許御書、1033頁)
「君たちの若き生命には、
この地涌の菩薩の力が尽きることなく満ちている。
今、妙法のため、同志のため、学会のため、
自らが汗を流し、
人知れず苦労し悩んだ分だけ、
その力を自由自在に発揮できるようになる。
一切が最極の青春の修行であり、
永遠の宝の薫陶であると確信し、
仲良く朗らかに勝利の歴史を残そう」
聖教新聞2014.9.26付各部代表者会議