2025年1月6日
「差別される側」に身を置け!
<民衆の現実の苦しみに同苦せよ!>
ともあれ、
どんなきらびやかな言葉も、
民衆の現実の苦しみに
背を向けたのでは、
偽善にすぎない。
自分が「高い所」にいて、
安穏に暮らしているだけなら、
もう仏法は死んでいる。
法華経の真髄を弘めるために出現された
大聖人が、
あえて社会的に最も「低い所」にお生まれになり、
御自身を「旃陀羅が子」と宣言なされた深義を、
かみしめなければならない。
大聖人は、あえて、
一番苦しんでいる民衆の中に生まれ、
「差別される側」に生まれて、
大迫害を受けながら、
「差別する人間」たちとの
人権闘争を展開されたのです。
この戦いこそが法華経なのです。
「法華経の智慧」終論 池田大作全集 第31巻
2025.1.6整理